ステンレスの屋根

歴史, 文化, アイデア・テクノロジー, 建築物・構造物

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硫黄泉の近くでは錆びない屋根が大切

青森から北海道への帰路の途中で恐山に立ち寄った。

霊場恐山:旅の暮らしで見つけたもの

恐山と言えば日本三大霊場の一つ。
青森有数の観光名所だが、有名観光地の紹介はこのブログの趣旨では無いのでしません。

ここは一体が散策路になっているのだが、裏の小高い場所から地蔵殿という建物を見ると、

恐山のステンレスの屋根:旅の暮らしで見つけたもの

下屋(げや)の雰囲気が、普段見る仏閣とはなんとなく違うことに気がついた。
(※下屋:母屋から差し出してつくられた屋根のこと)

普通は銅板葺きが多いのだが、ここの屋根は鈍い銀色をしている

恐山のステンレスの屋根:旅の暮らしで見つけたもの

なんと、この屋根はすべてステンレス板で葺いておりました。

この恐山の境内には硫黄泉が沸いていて、時折亜硫酸ガスの硫黄臭がするほどだ。
一般には錆に強いとされる銅板でも、酸性のガスに晒されると持たないのだろう。

散策路の途中の建物の屋根も同様にステンレス。

恐山のステンレスの屋根:旅の暮らしで見つけたもの

恐山のステンレスの屋根:旅の暮らしで見つけたもの

僕的にはステンレスの鈍い光沢は日本建築に違和感なくマッチすると感じた。
他の地方にもステンレスの屋根を使っているお寺や神社は有るのだろうか?

伝統文化を守りながらも、必要だったら新しい技術を取り入れているのですね。

恐山, 屋根

Posted by 森の人